腸と免疫力
人間の免疫力は20代がピークと言われており加齢と共に低下します。
免疫力が低下すると、新型コロナウイルスやインフルエンザに感染しやすくなるばかりで無く、
アレルギー症の悪化や肺炎の罹患、更に癌の発症リスクも高くなります。
そのため免疫力を高めることと、健康には大変密接な関係があります。
それでは、免疫力を高めるためにはどうしたら良いのでしょうか。
人の免疫細胞の約60%は腸内で生きています。そのため腸中にある善玉菌を増やすことにより
免疫力が強くなります。つまり、腸内細菌の働きを良くする善玉菌を増やす食事をすると
免疫力を高めることにつながります。
また自律神経も腸の働きと大きな関係があります。
自律神経を整えるためには十分な睡眠や適度な運動が大切重要です。
特にウォーキングを毎日5分でもよいので継続されることをお勧めします。
① 納豆やキムチなどの発酵食品
発酵食品には腸内の善玉菌を増やすための良質な菌類がたくさん含まれています。
チーズやヨーグルト、味噌、漬物等もお薦めです。
岩手県は新型コロナの感染者数は0人を継続していますが、盛岡市の納豆の消費量は
総務省の2018年の調査で全国1位です。
納豆1粒に約2000万個の発酵微生物(納豆菌)が存在しており、納豆が腸内を通過
する際に、腸内の免疫物質を大量に作るサポートをしてくれるそうです。
納豆が苦手でなければ、個人的には定期的に納豆を召し上がることをお薦めします。
またキムチも納豆を共に食べると、腸内の免疫物質を増大させる効果があるそうなので
オススメです!
食物繊維は善玉菌のエサとなるため、発酵食品と共に食べることが大切です。
芋類、バナナ、キャベツ、山芋、海藻、キノコ類を積極的に採りましょう!